プレスリリース:寄付型クラウドファンディング「Airfunding」が、教育・医療・雇用など自国の社会課題に向き合うNGOを支援する月額制「海外NGO応援プログラム」を提供開始

~NGO・マンスリーサポーターが直接つながり「共に育てる国際協力」を展開~

4月19日

株式会社奇兵隊(本社:東京都港区、代表取締役CEO:阿部遼介、以下「奇兵隊」)は、最低限度の生活を送ることが難しい新興国の個人や団体に対して国境や文化を越えて支援を行う、クロスボーダーな寄付型クラウドファンディングサービス「Airfunding(エアファンディング)」のNGO向け新サービスとして、共創型の定額制「Airfunding 海外NGO応援プログラム」の提供を開始しました。自国の教育、医療、雇用などの分野にポジティブな変化をもたらすために活動しいてる団体が、国境を越えて世界中から支援を獲得することをサポートします。

*Airfundingについて:https://www.airfunding.net/
*Airfunding 海外NGO応援プログラム公式サイト:https://www.airfunding.net/programs/global-ngo-support

Airfunding 海外NGO応援プログラム

■Airfunding 海外NGO応援プログラム開始の背景

Faith Angels Ministry(フェイスエンジェルズミニストリー)

2018年にAirufundingが開始して以来、Airfunding上では経済成長だけでは解決できない世界の問題に関するプロジェクトが各国で多数作成されてきました。
Airfundingでプロジェクトを開始する人の76%が東南アジア、中南米等の新興国の一般の人々であり、病気・事故の治療費、災害支援、教育資金、夢を叶えるための資金を中心として、これまで200ヵ国以上20万を超えるプロジェクトを通じて約2億ドルの支援がAirfunding上で生まれています。

Sasak satu swara(ササク サツ スワラ)

近年その中でも、NGOなどの団体がプロジェクトを作成するケースや、個人がAirfunding内で集めた資金を元にNGOを開設するなど、個人への支援を超えたプロジェクトが増加しています。その多くは、経済成長だけでは解決できない医療、貧困、教育、雇用など、自国が抱える社会課題の解決を目指すものがほとんどです。
こうした現状を鑑み、本プログラムでは、世界的にはまだ知られていない団体の中からSDGsのGoalsに沿い自国の社会課題に向き合う活動をしている団体を選出し、サブスクリプション型のクラウドファンディングを通じて支援を行います。

 

■Airfunding 海外NGO応援プログラム概要
2021年4月現在、ナイジェリア、コロンビア、ウガンダ、インドネシア、シエラレオネの5カ国から5団体が参加しており、今後随時増加予定です。

参加NGOについて

5団体はそれぞれ、教育、衛生、医療、雇用など、それぞれの自国で課題とされている問題に取り組んでいます。

Back2School Africaの活動について

Back2School Africaの活動について

Faith Angels Ministryの活動について

Faith Angels Ministryの活動について

Sasak satu swaraの活動について

Sasak satu swaraの活動について

Solidaridad sin Limitesの活動について

Solidaridad sin Limitesの活動について

IOMの活動について

IOMの活動について

毎月定額で支援を行うサブスクリプションのプランとしては$20、$100、$500の3つの選択が可能です。

月額サポートプラン

支援金は直接プロジェクトオーナーの手元に届くため利用用途が明確であり、支援後も直接プロジェクトオーナーとコミュニケーションをとることができるため、彼らの取り組みを間近で見守ることができます。

■アンバサダーからの声

Airfundingの『海外NGO応援プログラム』は、日々、目の前の一人一人を支援すべく活動されているNPOやNGOの生の声を世界中に届け、より大きなインパクトに育てていくための有意義なチャレンジだと大変共感いたしました。

“医療や雇用”は今を生き抜く糧であり、そして“教育”は未来を創るエネルギーです。

私も微力ながら、現地の支援団体を直接支援できるAirfundingの取組みを応援しています。
ご賛同頂けましたら、是非、皆様も力をお貸しください。皆様と大きなうねりに育てていければ幸いです。

Fancl 
創業者 池森 賢二

自分一人でやれることは少ないですが、Airfundingを通じ、ダイレクトに途上国のNGOとつながることで、世界の教育、医療、雇用の向上に寄与する大きなきっかけ作りになると確信しています。

Airfundingを通じて、世界がより良くなるべく、多くの方々にこの応援プログラムが届きますよう応援いたします。

グリー株式会社
代表取締役会長兼社長 田中良和

自分の人生を困難の中にいる人々のために投じている人がいます。電気も水も暖かい寝床も十分にない国で、子どもたちや弱い人たちを救おうと闘う人たちがいます。かたや私は、たまたま日本という安心安全で豊かな国に生まれ暮らしています。現地に向かうことはできないけれど、手を貸すことができたなら!このAirfunding活動は、ひとりひとりの支援が薄まらずダイレクトに伝わること、自分にとっては少額でも彼の地では大きなインパクトで人を救えるレバレッジが効いた仕組みに練り上げられていることに共感しました。世界中から支援を集めるこのグローバルな仕組みが「日本発」であることを誇りに思います。

株式会社アーレア
代表取締役 渡瀬 ひろみ

私はこれまで自身の運営するVCファンドを通じて多くの社会課題解決型スタートアップの創業支援をして来ましたが、COVID-19によって世界中の社会課題がより深刻化しつつある中、より直接的な解決手段としてのAirfundingの活動とコンセプトに大きく共感し、今回手を挙げさせて頂きました。特に教育・医療・雇用という経済の根幹に直接課題を感じている方に、少しでも多くの支援の輪が接続されることを期待しています。

インキュベイトファンド
代表パートナー 村田 祐介

私たちが数あるクラウドファンディング会社からAirfundingとパートナーになりたいと声をかけさせて頂いたのは現地の人たち自ら世界に発信し、関心を持ってもらうプラットフォームだったからです。日本や海外の支援団体を通じないで声をあげ、Fundを集めることは大変なことですが、そのことで直接Fundの受け手と支援者がが直接繋がることができます。自分自身の努力でFundを集めることができれば自信と知見が現地に溜まっていきます。Airfundingの『海外NGO応援プログラム』にはそうした可能性を感じ、このチャレンジをともに進んでいけたらと考えました。是非一緒にがんばれましたら。

IOM(国連関連機関)
プロジェクトマネージャー 赤尾 邦和

奇兵隊について
奇兵隊は、世界中の境界をなくし、不可能を可能にすることをウェブサービスで実現するグローバル企業です。少額なお金で人生をハッピーに変えるための寄付型クラウドファンディング「Airfunding」、世界200ヶ国1000万人に利用されているグローバルコミュニティサービスの「Airtripp」といった画期的なサービスで、人々の可能性を国境・文化・言語・距離の壁を越えて拡げています。世界11ヵ国にまたがる奇兵隊のメンバーは、私たち住む世界をより良いものとしてアップデートしていくことに日々邁進しています。当社に関する詳しい説明は、https://kiheitai.co.jp/よりご覧になれます。

プレスリリース: クロスボーダー寄付型クラウドファンディング「Airfunding」運営の奇兵隊、シエラレオネの起業家育成でIOMと官民連携に合意

クロスボーダー寄付型クラウドファンディング「Airfunding」運営の奇兵隊、シエラレオネの起業家育成でIOMと官民連携に合意

~シエラレオネ共和国の起業家40名にクラウドファンディング応援プログラムを提供~

2021年3月24日

株式会社奇兵隊(本社:東京都港区、代表取締役CEO:阿部遼介、以下「奇兵隊」)は、シエラレオネ共和国における起業家の育成支援を目的に、国際移民機関(以下IOM)とパートナーシップに合意いたしました。本連携により、2018年に開始したクロスボーダーな新興国向け寄付型クラウドファンディングサービスAirfundingを通じて、シエラレオネ共和国の若者への就業支援を実施します。

Airfundingは、最低限度の生活を送ることが難しい新興国の個人や団体に対して国境や文化を越えて支援を行う、クロスボーダーな寄付型クラウドファンディングサービスとして2018年にローンチしました。これまで、200ヵ国以上20万を超えるプロジェクトを通じて約2億ドルの支援がAirfunding上で生まれました。本連携では、IOMが実施するシエラレオネ共和国における起業家支援プロジェクトの卒業生240人(うち50%は女性)に向けて、Airfunding上でのクラウドファンディング応援プログラムを提供します。

IOMシエラレオネのプロジェクトマネージャーである赤尾邦和は、「私たちは、奇兵隊とパートナーシップを組み、若者に力を与えるこの取り組みを支援できることを嬉しく思います。当社は昨年、国際労働期間(ILO)と共同で240名の若手起業家を対象とした研修を実施しており、現在もビジネスマネジメントに関する指導を受けています。彼らは、生活の糧や地域活性の元となる起業、既存のビジネスの拡大のために、これまで以上に支援を必要としています。本連携が、彼らのビジネスにとって前向きな一歩になることを確信しています」と述べています。

奇兵隊CEO 阿部遼介は今回の連携について、「このたび、Airfundingの活動としてIOMと連携したことで、シエラレオネ発の起業家を支援し、彼らの挑戦をサポートできる体制がより充実したことを大変嬉しく思います。このプログラムを通じ、熱気あふれる活動から生まれるシエラレオネの新たな可能性に大いに期待しています」と述べています。

このパートナーシップにより、若い起業家たちは、クラウドファンディングの手順や技術に関するオンライン・ユーザー・トレーニングを受ける機会を得ることができます。また、Airfundingのオンラインプラットフォーム上でビジネスプランを作成し、紹介・宣伝する方法についても指導・訓練を受けます。

「Airfundingは、彼らのプロジェクトへの支援を世界中から集めるためにアドバイザーを付け、二人三脚でのサポートを行う予定です。また、海外のみならず日本からの支援を集める施策として、4月から新たな海外NGOプログラムもスタートします。これらのプログラムが、シエラレオネにとってポジティブな結果となるよう、両者一丸となって取り組んで参ります。」―奇兵隊Vice PresidentカスタマーサポートLourdes Sanchez Voigt

プログラム背景

シエラレオネ共和国は若者の失業率が非常に高く、6割を超える若者が失業状態であるとされています。そのため、多くの若者が新たな機会を求めて非正規の移住を選択しており、その数は毎年7,000人から10,000人とされますが、そのほとんどは国外で厳しい生活を余儀なくされています。こうした背景から、IOMは日本政府の支援を受け「若者に対する雇用促進及び起業支援を通じた非正規移民に関するリスク削減計画」事業を、3年間の予定で2019年4月から実施しています。この事業を通じてIOMは、同国の若者が母国で働けるための環境整備を行うことを目的として、シエラレオネの若者に対して職業訓練及び起業支援、そして非正規移住のリスクなどに関する啓発活動を実施しています。 非正規移住減少のための施策の1つとして現在進行中のプロジェクトがIOMによる起業家支援プログラムです。

今回、奇兵隊とIOMによる官民連携により、持続可能なビジネスを興すことのできる人材の育成を支援し、シエラレオネの地元経済に貢献することで、非正規移住の減少を目指します。

奇兵隊について

奇兵隊は、世界中の境界をなくし、不可能を可能にすることをウェブサービスで実現するグローバル企業です。少額なお金で人生をハッピーに変えるための寄付型クラウドファンディング「Airfunding」、世界200ヶ国1000万人に利用されているグローバルコミュニティサービスの「Airtripp」といった画期的なサービスで、人々の可能性を国境・文化・言語・距離の壁を越えて拡げています。世界11ヵ国にまたがる奇兵隊のメンバーは、私たち住む世界をより良いものとしてアップデートしていくことに日々邁進しています。当社に関する詳しい説明は、https://kiheitai.co.jp/よりご覧になれます。

IOMについて

国際移住機関(IOM)は、世界的な人の移動(移住)の問題を専門に扱う唯一の国連機関です。今日の移民は、国境を越えるもの、国内移住を含めて、有史以来最も多い10億人、すなわち世界の7人に1人が移民と推計されています。情報通信・交通手段の発達だけでなく、気候変動、自然災害、人的災害、紛争、先進国での高齢化、途上国における若者の失業の急増、北と南の国々での社会・経済的不均衡などの要因で、移住が大規模になっています。

IOMは、「正規のルートを通して、人としての権利と尊厳を保障する形で行われる人の移動は、移民と社会の双方に利益をもたらす」 という基本理念に基づき、移民個人への直接支援から関係国への技術支援、移住問題に関する地域協力の促進、移住に関する調査研究などを通じて、移住にまつわる課題の解決に努めています。